クラスについて
午前クラス(9:00~12:30)と午後クラス(13:10~16:40)があります。1クラスは20人程度です。
授業について
入学から卒業までの期間に応じて、6段階のレベルに分けて学習します。
- 初級
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授業数:10週 × 20時間(5日)
- ごく基礎的漢字を学習
- ごく基礎的な文法や語彙を学習
- 実生活・実社会と密接に関連した日本語能力とコミュニケーション能力を育成していく。
- 初中級1
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授業数:10週 × 20時間(5日)
- 基礎的な漢字を学習
- 基礎的な文法や語彙を理解
- 各種ロールプレイを通して、実生活に生かせるコミュニケーション能力を育成する
- 初中級2
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授業数:10週 × 20時間(5日)
- 基礎的な漢字を学習
- 基礎的な文法や語彙を理解
- JLPTN4の合格に向けた練習
- 中級1
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授業数:10週 × 20時間(5日)
- 日常生活で出会う漢字や文法、語彙の理解
- JLPTN3の合格に向けた練習
- 中級2
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授業数:20週 × 20時間(5日)
- 日常的な文法や抽象的な語彙を学ぶ
- 日本文化や日本企業の習慣などの理解
- JLPTN3の合格に向けた練習
- 中上級
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授業数:20週 × 20時間(5日)
- 各国の文化事情や社会状況、それらに関わる日本語表現や語彙、文法の学習
- 自分の意見論理的かつ詳細に伝える練習
- JLPTN2の合格に向けた練習
評価と修了要件
学習の評価は、試験評価、パフォーマンス評価、自己評価、相互評価に基づいて行う。これらの評価法を科目ごとに組み合わせ、規定の配分率に応じて得点を算出する。 成績は、得点に基づき、S、A、B、C、D、Fの6段階で示す。D、Fは不合格とする。修了要件として、最低でも1520単位時間の授業に出席した上で、すべての評価においてC以上を得る必要がある。
進路指導について
就職コンサルタントとしての経験を持つ専門の職員による就職ガイダンスの実施、個別相談や、市との連携による企業説明会等のイベントなど、就職へ向けた支援体制を整えています。
(1)入学時オリエンテーション(4月)
- 日本での就職の現状や就労のための在留資格、企業が求める日本語能力など、日本で就職するための基礎的な知識を身に付けます。早期から就職に関する準備をしましょう。
(2)就職ガイダンス
- 自己分析や業界研究などのワークショップを通じて、希望する就職先を具体的にしていき、履歴書や面接など、実際の就職活動の準備まで取り組みます。
(3)合同企業説明会(8月、10月)
- 外国人を受け入れたい企業が集まり、採用や仕事についての説明会を行います。
(4)留学後就労している先輩との交流会(3月)
- 地域で働く外国人の方々と話をする機会です。積極的に話を聞きましょう。
(5)業界・職業についての講演会(7月)
- 実際に働いている方の話を聞き、知識を深めます。
(6)インターンシップ説明会
- インターンシップの受け入れを希望する企業について、説明します。働くことや自己理解を深める機会として、利用しましょう。
(7)個人面談
- 専門の職員が、個別に希望や相談を聞きます。母語での支援もあるので、気軽に話せる環境です。
就職先について
当校は、市内にある、外国人を受け入れたい複数の企業と協力関係を築いており、求人情報を豊富に揃えています。求人情報は、学生相談室や廊下に常時掲示してあるので、
手軽に情報を集めることができます。また、学校のグループ企業の協力により、市内だけではなく、ほかの地域での就職も支援しています。
(例:IBM地域DXセンター、東京コンピュータサービス株式会社、GMOインターネットグループ株式会社)
在留資格「技術・人文知識・国際業務」を取得して働くことを希望する方を対象とした求人が中心です。
「技術・人文知識・国際業務」でできる仕事には次のようなものがあります。
- 機械工学の技術者、システムエンジニア、プログラマー
- マーケティング、通訳、翻訳、語学講師
- ホテルのフロントや施設案内など
- 飲食店のマーケティングや管理業務など